Random note – Shiro

理想の環境で見えてきたもの


アメリカに来て4ヶ月が経った。

ずっと目指していた生活に、少しずつ近づいている実感がある。

街は綺麗で、人は余裕があって、しっかり働いて、運動して、家族や友人と過ごす。

犬を連れて散歩している姿も、どこか映画のワンシーンのように見える。

日本にいた頃に「いいな」と思っていた生活は、確実にここに存在している。

でも、その中に自分が入ってみると、

不思議とすべてが満たされているわけではない。

英語も少しずつ馴染んできている。

以前は、日本人として英語を使っている感覚が強かったけど、

最近はその感覚が少し変わってきた。

「英語が話せるかどうか」ではなく、

英語でコミュニケーションを取ること自体が、

自然になってきたという感覚がある。

まだ完璧ではないし、足りない部分も多い。

それでも、以前のような壁のようなものは、

少しずつなくなってきている気がする。

生活も整ってきたし、

仕事も、自分なりにやれている。

それでもどこか、足りない感覚がある。

それはスキルでも、お金でもなくて、

もっと感覚的なものだと思う。

ふとした瞬間に感じる孤独や、

誰かと自然に過ごす時間の少なさ。

そういう部分に、自分は引っかかっている。

最近気づいたのは、

自分は「一人でやれる人間」だということ。

努力することも、行動することも、

ある程度は自分でコントロールできるし、

環境が変わっても、なんとか積み上げていける。

実際、この4ヶ月もほとんど一人でやってきた。

でも同時に、

一人でやることの限界も感じ始めている。

どこまで積み上げても、どこかで感じる満たされなさ。

それは能力の問題ではなくて、構造の問題なんだと思う。

一人でできることには、やっぱり限界がある。

誰かと一緒に何かを作ったり、

同じ時間を共有したりすることで、

一人では得られないものが生まれる。

感情の面でも、成果の面でも、

複数人で関わることで広がる価値は確実にあると思う。

もちろん、それは楽なことばかりじゃない。

自分のペースで動けなくなったり、

相手に合わせる必要があったり、

面倒だと感じることもある。

それでも、そのプロセスも含めて、

自分の世界を広げていく上で必要なものなんだと思う。

今の自分は、

何かを達成した状態でもなく、

かといって何もないわけでもない。

ただひたすら、自分を磨いている途中にいる。

何を目指しているのかも、

まだはっきりと言葉にはできない。

それでも、前には進んでいる。

もしかしたらこの感覚は、

次のステージに進む前の違和感なのかもしれない。

一人でやれるようになったからこそ、

これからは人との関わりの中で、

より大きな価値を生み出していきたい。

今はまだ途中。

でも、この途中をちゃんと味わっておきたいと思う。


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