Random note – Shiro

ズタボロじゃない凛とした努力に惹かれて


「凛としている」

ー容姿や態度、物腰などが清らかで美しく勇ましいさま。冴えて引き締まっている様子。

自分はこういう人からすごくパワーを貰います。

ある週、仕事が本当にきつくて体調もすぐれない時があった。

金曜日の晩、まだまだやらなければならないことは残っていたけど

「もう限界、なんでこんなにズタボロになるまでやらないとならないのか」

と自分に言葉をかけ、仕事を終わりました。

そこでたまたまある先輩から連絡が。

容姿もカッコよく仕事ももちろんできる方で、憧れる先輩。

会っていた時間は2時間そこそこだけど、そこでパワーをもらって

次の日も自分は仕事をやれたのです、それもかなり集中して。

この人が持つパワーはなんだろう、そう考えた時に

思い浮かんだのが、冒頭に書いた「ズタボロじゃない凛とした努力」です。

頑張る人の中には

涙を流しそうになりながら「誰か認めてよ、自分はこんなに頑張っているんだから」とまるで聞こえてきそうな

表情でずーっとやってる、こんな人がいます。

こんな人と言いましたが、恥ずかしながらそれは自分でもあります。

先述した、その金曜日の自分は正にそんな感じだったのかもしれません。

頑張っていることはそうなのかもしれないが、一体誰がそんな状態の人を望んでる?

だんだん、やらなければならないことに押しつぶされて泣き目でそうなっても

それはやっぱり格好いい姿じゃない。

まるで、今から朝を迎えるようなそんな明るさや気力を持って、人と接している。

そんな外見を持ちながら、裏では自分が必要と思うことに

前のめりで努力をし続けている。

それは誰かに見せるための努力ではなく、自分に必要なものだから。

どんなに大きい物事でも、実際にやらなければならないことは

本当に小さなことの積み重ねです。

絶対にそれには向き合わなければならない。

その時に泣きべそかいて押しつぶされながら続けるか、

それとも先回りして自分に必要な努力と捉えてそれを静かに前のめりにやるのか。

きっと後者の考えの人が、「ズタボロじゃない凛とした努力」の人。

そして自分が目指したい人でもあるし、憧れる人間像。

それに少しでも近づけるように、頑張っていきたいと思います。

でも、最後に言うならば、そうやって凛とした人もきっと泣きべそかいて

ヘロヘロになったフェーズはありますよね。

だからこそ、そういう状態の人にパワーを与えられるんだと。きっとそうです。

では!!