休みで田舎の地元に帰りました。
家でダラダラは出来ない性分で、
ジムやサウナに1人で行くのですが
そこの更衣室でおっちゃんたちの会話を聞いてて、コミュニケーションが上手だなーと思ったんでそれを考えてみました。
おっちゃんたちは
多分、お互いギリギリ名前くらい覚えてる(ない)くらいの関係性だと思うけど、
「どもども!今日は調子どぎゃんですか〜」
「こないだのあれはこうでしたもんね〜」
と明るくご機嫌で話しかけ、
笑顔で、お互いたわいも無い話をしながら着替えて「ではではまた!」という感じ。
こういう、相手のことを深く知ってる訳では無い間柄なのに、気持ちよく会話が出来る人って都会に住んでる人は少ないんじゃないかな、って思います。
田舎に住むと、例えば今回のジムやサウナのような施設の数は都会より少ない。
都会だと、近くに何個もあるけど、田舎だとそーはいかず、車で何十分もいかないと違う場所はなかったりします。
だから必然、常連さん同士は顔見知りとなる。
頻繁に顔合わせるのに、見て見ぬフリだときついので、自然と軽いコミュニケーションが発生していく。だからみんな話が上手。
一方で都会の方は、違うサウナに行ってみたくなれば他の場所もすぐ行けるし、そもそもそこに来ている人数も多いし、時間だって決まって無いことが多い。
だからこーゆう場所の常連さんは発生しにくい。都会に住むと、これが良さだったりもします。プライベートは付き合いを遮断できるという意味で、変に神経を使わなくてもよいから。
ではこの「必然的にコミュニケーションが求められる場所」は都会には無いのか。
すぐに思い浮かびました。それは「会社」。
寧ろ、都会の方が大企業もあるので圧倒的に多い。どんな会社で働いていても、そこには組織がある以上同じ顔合わせの中で生きていかないといけない。
この「プライベートでは知り合い以外完全遮断、でも仕事はそーはいかずにある程度の会話も必要」
という都会独特ともいえる状況が
変に頭のスイッチ切り替え作業が生まれてしまって、仕事モード=カッチリ(すぎる)となり
コミュニケーション下手を生んでるのかなーと思いました。
自分も考えてみて、あ〜そうだなと。
こんなにおっちゃんたちみたいに、ご機嫌で、調子はどうですか?なんて立ち振る舞いする余裕がなかったかもな〜って思いました。
まあ、仕事中は緊張感だったり焦りとか色々あるから難しいけど。でも時々あのおっちゃんたちを思いだしていこーと思いました。
ではでは!